株式会社 アルファインテル
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リオデジャネイロ

    世界遺産、そして世界三大美港の1つと言われるリオデジャネイロ
    美しい海岸と降り注ぐ太陽、活気に満ちた街は全ての人を魅了する。

イパネマ海岸 ( 左側の海岸) とコパカバーナ海岸 ( 右側の海岸) とを分けるアルポアドール岬。右側の奥に見えるのは奇岩ポン・デ・アスーカル

自然と文化・経済が調和した観光都市リオデジャネイロ

ブラジル最大の観光都市リオデジャネイロは多面的な顔をもつ。人口・経済の規模において、サンパウロに次ぐブラジル第2 位の都市であり、1822年のブラジル独立から1960年のブラジリア遷都までは首都であった。経済の重要な役割を担う港は、世界三大美港に数えられる。リオデジャネイロとはポルトガル語で「1月の川」という意味。この名は1502年1 月にポルトガルの探検隊がグアナバラ湾を発見した際に川と勘違いしたことに由来する。世界中の観光客を惹きつけて止まないリオデジャネイロの魅力は、数多く挙げられる。まず自然の景観と都市の街並み、そして世界遺産となったその両者の見事な調和である。ボサノバを生んだ音楽文化や、多くの有名なクラブが本拠を置くサッカーも外せない。「サンパウロ人は仕事に忙しく、リオ人は遊びで忙しい」という言葉を象徴する観もあるリオのカーニバルはあまりにも有名。ブラジル各地で繰り広げられるが、リオの情熱は別格である。一生懸命遊ぶ、それがリオ魂。

リオデジャネイロの気候

リオデジャネイロは亜熱帯気候に属する。夏は暑いが湿気は少なく、また冬でも温暖なため過ごしやすい。標高の高いサンパウロとは違い、冬でもTシャツで過ごせる。12月から3月にかけては、一番暑い時期で雨季にあたり、急に激しい雨が降ったりするが、長く続くことはない。

バーハ・ダ・チジューカ地区
2016年リオデジャネイロ・オリンピックのメイン会場としてオリンピックパークが造られたバーハ・ダ・チジューカ地区
リオデジャネイロ(ビーチバレー)
砂浜ではビーチバレー、サッカー等スポーツも盛ん


日本からリオデジャネイロへの行き方

リオデジャネイロはサンパウロと並び、ブラジルのみならず、南米の玄関口のひとつであり、北米・欧州・中東からの直行便がある。リオデジャネイロには、ガレオン国際空港(アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港 Aeroporto Internacionaldo RiodeJaneiro/Galeao-Antonio Carlos Jobin)と、国内線用のサントス・ドゥモン空港(Aeroporto Santos Dumont)の2つの空港がある。

ガレオン空港
ガレオン空港のチェックインカウンターのある出発階ロビー。現在(2017年)旅客ターミナルは、この1つのターミナルに全ての航空会社が入っている

リオデジャネイロの玄関口 ガレオン空港

地上階 ( 日本の1 階) にエアポートタクシー、そして市内へのバス ( フレスコン) 乗り場がある。

サンパウロ国際空港と並び、ブラジルのゲートウェイとして、多くの乗客が利用するガレオン空港(空港コードは”GIG”) は、リオ市中心から北へ約15㎞の”ゴベルナドール島”に築かれた空港。空港からコパカバーナへはラジオタクシーで約40分、市民がフレスコンと呼んでいる青い車体のエアコンバスで1時間ほどである。ガレオン空港/ サントス・ドゥモン空港間は2145番、ガレオン空港/コパカバーナ海岸間は2018番の路線を利用。2017年6月現在、ターミナル1は併設のホテル(Rio Aeroporto Hotel) のみ使用されており他は閉鎖中。ホテルのブッフェレストランも、昼夜利用可能。ターミナル2の出発と到着フロアの間にも、軽食、ファストフードのレストランが多数ある。


市内にある国内線専用空港 – サントス・ドゥモン空港

Aeroporto Santos Dumont (SDU)

リオデジャネイロ市内の中心部から、約2kmほどの海岸沿いという利便性の高い場所にある国内線フライト専用の空港。(空港コードは”SDU”)主にサンパウロのコンゴーニャス空港とのシャトル便(ポンチ・アエレア)に利用されている。セントロやコパカバーナへの移動はタクシー利用がお薦め。サントス・ドゥモン空港には、ファーストフードの店はあるがレストランはない。

サントス・ドゥモン空港
セントロ(中心地区)にほぼ隣接するサントス・ドゥモン空港。グァナバラ湾に突き出た小島のよう
セントロ地区
セントロ(中心地区)の景色。薄緑色のドーム状の屋根の建物はリオデジャネイロ市立劇場。左後方が大聖堂。

リオデジャネイロの市内交通

リオデジャネイロはサンパウロに次ぐ大都市にもかかわらず、地下鉄や鉄道などの公共交通機関があまり発達していなかったが、2016 年リオ・オリンピック開催もあり、新たな交通機関、そして様々な路線が急速に整備されつつある。常に最新情報をチェックすることをお薦めする。観光ポイントは広範囲にある為、様々な交通手段をうまく組み合わせて回りたい。

タクシー

リオデジャネイロのタクシー白や銀色の車体の無線タクシーと黄色いボディに青いラインの一般タクシーがある。流しのタクシーも多い。料金はメーター制。一般タクシーには、悪質な運転手もいるので、観光名所で拾う場合など注意が必要。無線タクシーは料金が高いがトラブルの心配は少ない。

路線バス

古くからの市民の足。市内隅々まで網羅し安くて便利だが、複雑で観光客が乗りこなすのは難しい。観光客が乗る路線はスリも多いなど、利用はお薦めしない。

便利な地下鉄(メトロ)

リオデジャネイロ メトロ1号線、2号線に加えて、4号線がオリンピック開幕直前の2016年8月に開通した。チケットは駅構内の窓口で購入出来、距離に関係なく運賃は一律。時間によっては切符売り場が混むので、何度も利用するならプリペイドカードを購入した方がいい。ドアは自動開閉。目指す方向に路線があれば、効率的で便利。

VLT(ライトレイルトランジット)

従来の路面電車よりも車両の床を低くするなど、人と環境に優しい次世代型路面電車(英語ではLRT)。リオ五輪に合わせて導入され、セントロ(中心市街)の路線をフランス製の超低床車両が走る。先に購入したチケットを乗車時に車内で通すシステム。観光客も気軽に利用可能だ。

BRT(バス高速輸送機関)

リオデジャネイロのBRT (バス)
バーハ・ダ・チジューカ地区のBRT (バス) と停留所

道路に設けられた専用レーンを青い車体の連結バスが走る。リオ五輪に合わせて急ピッチで整備された。その名の通り、渋滞知らずで速いが、メインの観光地は通っていない。距離に関係なく運賃は一律。