株式会社 アルファインテル
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  ワイナピチュ  Huayna Picchu

マチュピチュ遺跡の後方にそびえたつ標高2700mのワイナピチュ山

   ワイナピチュは、マチュピチュ遺跡の背後に悠然とそびえる尖った山。とても登れるように見えない急斜面の岩山だが、インカの時代には見張り台のような役割を果たしていたと考えられ、斜面に残された往時の登山道で登ることができる。
ワイナピチュに入山できるのは1日400人のみ。朝 7:00 ~ 8:00 までに入場する第 1グループが200人、朝 10:00 ~ 11:00 までに入場する第 2グループが200人となっている。事前予約が必要で 3ヶ月前から受付開始。そして入場は有料で入場券購入後のキャンセルは払い戻しはない。結構人気が高いので早めに手配しないと希望日が一杯で取れないということも十分ありえる。スタート時間が早いので前日マチュピュ村に宿泊するスケジュールになる。登山準備として、ワイナピチュの登山道は足場も大変悪く、危険な箇所もあるので、滑りにくいトレッキングシューズがベスト。そして軍手も用意するべき。登頂にかかる時間は約 1時間30分ほど。当日、遺跡内に入ったら通常見学ルートでなく、遺跡を横切ったところにワイナピチュ登山の入口がある。この入口で名前と入山時間を記入して登山スタート。最初は下りが続くが、15分ほど行ったところから、急に傾斜がきつくなり山道も細くなる。ワイヤーロープを使ったり、手で岩をよじ登るような険しい場所もあり、崖側がふきっさらしな危険な場所もある。足元、して周囲に十分注意しながら自分のペースで登ろう。

  頂上が近づくと眼下にウルバンバ川が見え、急斜面には山崩れ防止の段々畑と貯蔵庫と思われる建物が建つ。ようやく山頂に到着。険しい山道を登り、たどり着いた山頂からは目前に広がるマチュピチュ遺跡と連なる山々の 360℃の絶景を堪能できる。ただし山頂は巨石が積み重なっている状態なので慎重に行動して欲しい。そして下山もゆっくり慎重に。上りよりも十分に注意が必要。

ワイナピチュ登山の入口、開門前に長い行列が出来る。
ワイヤーロープを利用して急斜面を上っていく。
崖側に手すりはなく、ふきっさらしで緊張する。
山頂近くの山道は整備されてなく、手で岩をよじ登る。

段々畑と貯蔵庫の遺跡が近くに見えてきた。
急斜面の石畳の階段は結構きつい。
約1時間30分でワイナピチュの頂上に到着。
ワイナピチュ山頂は巨石が重なった不安定な場所だが素晴らしい絶景に魅了される。
ワイナピチュ山頂の下の遺跡付近からはマチュピチュ遺跡の全景、ハイラム・ビンガム道路、そしてインカ道の大展望が眼下に広がる、忘れえない絶景との遭遇。

月の神殿
 山頂から390mほど低い森の中にあり、40分ほどかかる。巨大な岩の隙間に造られた神殿は神秘的な雰囲気に包まれ、美しい石組みを見ることができる。