株式会社 アルファインテル
(ALFAINTER TRAVEL INC.)
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リマのお薦め博物館 

ラファエル・ラルコ・エレラ博物館 
Museo  Rafael Larco Herrera
    ペルー考古学界のパイオニア、ラファエル・ラルコ氏の個人のコレクションを展示している博物館。展示品は土器や、黄金の装飾物、ミイラなど約 45,000 点にも及ぶ。日本語の説明書きもあり、わかりやすい。この博物館は世界でも珍しく、展示品以外の収蔵物がしまわれている倉庫もすべて公開されており、床から天井までぎっしりと並べられた土器類に圧倒される。もう一つの特色は古代ペルーの性をモチーフにした土器だけを集めた別棟があることだ。日本の春画にも通じるものがあり、興味深い。館内の展示物はすべて写真撮影が可能なのもうれしい (注:フラッシュは禁止)

ラルコ・エレラ博物館の入り口。真っ白な壁に咲き誇ったブーゲンビリアの花々が良く映える。
ラルコ氏が一番熱心に収集したモチェ文化の土器の数々
モチェ文化の土器類
チムー文化の黄金の装身具
収蔵物の倉庫にはぎっしりと土器が陳列されている。

 

 






ラファエル・ラルコ・エレラ博物館レストラン
    博物館に併設されたカフェ兼レストラン。18 世
期のスペイン提督の邸宅を改装して造られており、とてもおしゃれな雰囲気。テーブルから眺める中庭も素晴らしい。おいしいペルー料理が食べられる他、デザートやドリンクだけでも利用できる。博物館見学の後、優雅なひと時を過ごしたい方はぜひ。

夜は美しくライトアップされるので、夕食時にも足を運んでみたい。


天野プレコロンビアン織物博物館   Museo Textil Precolombino Amano
    リマ名誉市民にも選ばれた故天野芳太郎氏が長年にわたって収集、研究した織物、土器などを展示する博物館で 1964 年に設立された。設立 50 年目の 2014 年にペルーのプレインカ時代の織物に特化した博物館として全面リニューアルを開始し、2015年に再オープンした。展示室は4室から構成されており、インカ文明以前を中心とした織物や、織物の原材料、道具などが時代ごとに展示されている。天野芳太郎氏が最も力を注いだチャンカイ文化の織物や発掘された土器などは「天野芳太郎の部屋」と呼ばれる展示室にまとめられており、8000 点以上の所蔵物の中から厳選された貴重な展示物を間近でみることができる。館内には日本語解説が設置され、
予約をすれば日本語ガイドによる説明を聞きながら館内を見学できる。ガイドツアーはシンプルガイドとスペシャルガイドの 2 種類で、スペシャルガイドを
申し込むと、展示物以外にも引き出しにしまってある収蔵物をガイドが出して説明してくれる。なんとも愛らしいチャンカイ文明の人形をモチーフにした土器や織物をこれだけたくさん展示しているのはこの博物館だけだ。年中無休 ( 元旦とクリスマスを除く ) でオープンしているのもうれしい。

チャンカイ文化の織物
チャンカイ文化の織物や土器はどことなく愛嬌がある。
保存状態が良く、色鮮やかなプレインカ時代の織物。
1967年には当時の皇太子(昭仁上皇)夫妻が見学に訪れた。
チャンカイ文化の研究者として有名な故天野芳太郎氏。