株式会社 アルファインテル
(ALFAINTER TRAVEL INC.)
観光庁長官登録旅行業 第1835号 (第1種旅行会社)
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マチュピチュへの行き方

クスコ空港前の現地ガイドの出迎え風景

 マチュピチュには空港がないため、飛行機でのアクセスはできない。起点となるのは、マチュピチュに最も近い空港があるクスコだ。クスコからマチュピチュの間は約115kmの距離がある。マチュピチュへは車と鉄道を乗りついで行くのが一般的。マチュピチュ遺跡下のマチュピチュ駅に到着後はシャトルバスに乗り、つづら折りの通称「ハイラム・ビンガムロード」を約30分ほど上ってマチュピチュ遺跡入り口に到着する。なお、クスコ – マチュピチュ間を結ぶ長距離バスはない。マチュピチュ村へ通ずる陸路はないからだ。村民も鉄道を交通の手段として利用している。
 現在マチュピチュ行きの列車を運行しているのはペルー・レイル (Perurail)、インカ・レイル                                                              (Incarail) の 2 社。便数が多く利用しやすいのは
ペルー・レイルだが、インカ・レイルも同等の
サービスを提供しているので、希望の時間帯の
列車を選ぼう。主な乗車駅はクスコ市内にあるサン・ペドロ (San Pedro) 駅、クスコ近郊のポロイ (Poroy) 駅、ウルバンバ地方にあるオリャンタイタンボ (Ollantaytambo) 駅。オリャンタイタンボ駅からの運行本数が一番多く利用しやすい。列車は両社とも 3 種類で、コースディナーを車中で食べられる豪華列車から、安上がりにマチュピチュに行きたい人向けの列車まである。出発時間、料金それぞれ異なるので自分の
乗りたい列車の時間と料金を確認してみよう。チケットは各社のウェブサイト、旅行会社などで購入できる。北半球の夏休みシーズンや年末年始は特に混み合うので事前にチケットを購入しておこう。

サン・ペドロ駅  Estacion San Pedro         

2019年に再オープンしたサン・ペドロ駅構内

 クスコの旧市街の中心にあり、人々の活気あふれる中央市場に隣接した駅。15 年ほど前まではマチュピチュ行きの拠点駅だったが、その後、しばらく安全上の理由から閉鎖された。しかし2019 年からペルーレイルが日に往復 2 便、インカレイルが 2 ~ 3便運転を再開した。クスコの街並を見下ろしながらのジグザク線路のスイッチバックは風情があり時間がある人にはお勧め。

ポロイ駅  Estacion Poroy                                         

クスコ市内から約15kmの場所に位置するポロイ駅

 クスコ市内から車で約 20 分ほど、マチュピチュに向かったところにある駅。オリャンタイタンボ駅発ほど便数は多くないが、各社ともに日に往復 4 ~ 5便運行している。サン・ペドロ駅を利用するとクスコ市街のスイッチバックに時間がかかるので、より時間を節約したい人はポロイ、もしくはオリャンタイタンボ駅まで車で移動するほうが良い。豪華列車「ベルモンド ハイラム・ビンガム」発着駅でもある。

 

オリャンタイタンボ駅 
Estacion Ollantaytambo

オリャンタイタンボ駅の出入口。ここからは乗客だけの入場

 クスコ市内から車で 2 時間ほど、さらにマチュピチュに近い場所に位置する。1 月~ 4 月の雨季には、サンペドロ、ポロイ駅ともに利用できなくなる恐れがあることから、両駅からの列車はすべてオリャンタイタンボ発へと集約され、オリャンタイタンボ駅までは専用車での送迎となる(ビモダル・サービス )。オリャンタイタンボ発着の列車を予約した人はここまで自力で移動しなければならない。クスコから乗り合いのバンも出ているが、スピードのだし過ぎによる事故も多い為、旅行会社送迎車やホテルのラジオタクシーなどを利用する方が良い。

 

ペルーレイルの列車でオリャンタイタンボ駅からアンデス山中の列車の旅へ出発。世界遺産・天空都市マチュピチュが待っている。