株式会社 アルファインテル
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チャンチャンは「輝く太陽」という意味で南米最大級の古代都市だった。チャンチャン遺跡を空から見ると、いかに大きな都市だったかが分かる。

ペルーの世界遺産

ペルーには現在マチュピチュをはじめ12の世界遺産が点在している。インカ文明の中心地だけにプレインカも含め遺跡や歴史地区の登録が多い。

①チャンチャン遺跡 Chan Chan Archaeological Zona                          

チャンチャン遺跡の特徴的な格子状の壁

    チャンチャン遺跡は、紀元 1100 年頃からインカ帝国に征服されるまで栄えたチムー王国の都市遺跡。600 年前はアメリカ大陸最大の都市で、史上最大の日干し煉瓦の都市であった。トルヒーヨから西へ7㎞に位置しており、リマからのアクセスも良い。1986年世界文化遺産に登録されている。


②リオ・アビセ国立公園 Rio Abiseo National Park 
      絶滅したと思われていたヘンディーウーリーモンキー等、希少動物が生息しており、1990年世界複合遺産に登録されている。

③ワスカラン国立公園 Huascaran National Park

    ワスカラン国立公園は世界最高所の国立公園で、その標高は 2000m ~ 6000m。最高峰は公園の名前にもなっている 6768m のワスカラン山南峰。面積は 3000㎢、四国のほぼ半分という広大な公園内には、663 の氷河をはじめ、296 もの湖があり、ペルー中部の標高 3090m の街ワラスが公園観光の起点となる。1985 年世界自然遺産に登録されている。

ワスカラン国立公園内の美しいヤンガヌコ湖
ワラスの街とペルー最高峰のワスカラン山 (6768m)



④チャビンデ・ワンタル Chavin de Huantar                                                                                                        

オリジナルの位置に唯一残されているカベサ・クラバ(頭の杭)。当初は56基が壁に埋め込まれていたようだ。

    チャビン・デ・ワンタル ( 又はチャビン遺跡 )は紀元前 1000 年から 200 年ごろに栄えたチャビン文化の代表的な遺跡。建物の下にはいくつもの地下室があり、内部には地下通路が縦横に張り巡らされているのが特徴。ペルー中部のアンデス中腹の街ワラスから約 110km の標高 3140m の高地にある。

 

⑤カラルの宗教都市遺跡 Sacred City of Caral-Supe 
    紀元前3000年前の遺跡と推定され、アメリカ大陸 最古の遺跡と考えられている。2009年に世界文化遺産になった。

 

⑥リマ歴史地区 Historic Centre of Lima 
    リマはスペインの南米植民地政策の中継地となり、その植民地時代の美しい景観が、1988年に世界文化遺産となった。

 

⑦マヌー国立公園 Manu National Park

   マヌー国立公園はペルー最大の国立公園として知られ、その総面積は約 15000㎢。世界屈指の多種多様な動物や植物がみられるが、公園を見学するには、自然を守る為、エコツアーに参加することが条件。マヌー国立公園には約 220 種類の哺乳類や約1000 種類の鳥類が生息する。マヌー国立公園へのアクセスは首都リマより空路で東へ、約1時間 40 分、プエルト・マルドナードにて降機。プエルト・マルドナードからボートにて約 1 時間だ。1987 年世界自然遺産に登録された。

エンペラータマリンに出会えるかも?
マヌー国立公園の宿泊は主にジャングルの中のロッジだが室内は清潔感がありきれい


⑧クスコ City of Cusco 
      クスコはケチュア語で「へそ」の意味。インカ帝国の首都 (=世界の中心) として栄えた。1983年に世界文化遺産に登録された。

 

⑨マチュピチュの歴史保護区 Historic Sancutuary of Machu Picchu 
      断崖絶壁の山上にほぼ無傷の状態で発見され、失われた空中都市と呼ばれる。1983年に世界複合遺産となった。

 

⑩ナスカとパルパの地上絵 Lines and Geoglyphs of Nasca and Palpa 
      地上絵は上空からでなければ分からないほど巨大だが、なぜ描かれたかは解明されていない。1994年に世界文化遺産に登録された。

 

⑪アレキパ歴史地区 Historic Centre of Arequipa

     アレキパは首都リマに次ぐペルー第二の都市で、「白い町」と呼ばれるほど白く美しい建物が建ち並んでいる。その白い建物の多くは火山岩で造られている。アレキパにはインカ帝国の遺跡はほとんどないが、スペイン植民地時代の建物が沢山残されており、ヨーロッパを思わせる美しい街並みが魅力だ。町はアルマス広場を中心に碁盤の目のように広がっており、白いカテドラルやコロニアル建築のサンタ・カタリナ修道院など見所も多い。世界文化遺産に2000年に登録された。

アレキパから臨めるミスティ山 (5822m)
コルカ渓谷では優雅に舞うコンドルがみられる



⑫カパック・ニャン アンデスの道 Qhapaq Nan Andean Road System 
     北はコロンビアから南はチリまで約3万kmにおよぶ南米6ヶ国にまたがる新しいタイプの世界遺産で2014年に文化遺産として登録された。主にインカ帝国の貿易、防御システムの繁栄に重要な役割を果たしたインカ道とその遺跡群が含まれる。