株式会社 アルファインテル
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リマ郊外 
パチャカマック遺跡  Pachacamac
    リマ市内からパンアメリカン・ハイウェイを 30Km 南下した海岸沿いにある、リマ近郊で最大の遺跡。紀元 200年から1533 年にスペインによってインカ帝国が滅ぼされるまでの間、アンデスの人々の巡礼地、宗教都市として、重要な役割を果たしてきた。「パチャカマック」とは現地の言葉で「大地の魂」、「世界を元気にするもの」の意味。1938 年にパチャカマック神といわれる木製のご神体が発見され、その後も日本人大学教授によりミイラが 40体以上発見されるなど、遺跡の全容の解明が進んでいる。

パチャカマック遺跡内の観光ルートは約3kmにわたるので、車を利用したガイドツァーでの見学がおすすめ。日差しが強いので帽子を忘れずに。
アドベと呼ばれる日干し煉瓦が用いられている。
修復状態が一番良好な太陽の処女の館「アクジャワシ」



カラル遺跡 
Caral 
    リマからパンアメリカンハイウェイを北に約200km、 スぺ 川 (Rio Supe) 中流に位置する。1994 年に本格的な発掘調査が始められ、ピラミッド型の神殿や住居、円形劇場など大規模な都市遺構が発掘された。遺跡から見つかった植物の炭素測定から、今から約 4600 年前に栄えた文明であることが明らかになり、「アメリカ大陸最古の都市」と話題になった。エジプトでピラミッドが造られていたのと同時期の文明ということになる。遺跡の広さは 66 ヘクタールほどで現在まで発見されたピラミッドなどの建造物は 32。まだ発掘途中の遺跡だ。入口近くの円形劇場からはコンドルやペリカンの骨で造られたフルートが 32 本見つかり、古代の住民の生活の中で重要な位置を占めていたと考えられている。ペルーの砂漠地帯の古代文明の多くはアドべ ( 日干し煉瓦 ) で建造物を造ったが、ここでは石を積み重ねて造られた。

世界4大文明と同時期に栄えていたと考えられている聖なる都市「カラル」
カラル遺跡の円形劇場
石を積み重ねて造られているピラミッド
2009年にユネスコの世界文化遺産に登録された。
ピラミッドからはクジラの骨や衣料、骨でできた針などが発掘されている。