株式会社 アルファインテル
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コルコバードの丘

南米随一の絶景

コルコバードの丘

南米随一の絶景、コルコバードの丘展望台へご案内

リオデジャネイロを象徴すると言っても過言ではない。コルコバードの丘は、2012年にユネスコの世界遺産 『リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群』にも含まれるリオ最大の観光スポット。標高710mのコルコバードの丘の上に建つ 「キリスト像」は台座の高さが8m、像の高さは30mで1931年に「ブラジル独立100周年」を記念して造られた。一説によると、この両手を真横に広げているポーズは、ニューヨークの自由の女神像への求愛表現と言われている。標高と気候的にガスがかかりやすく、良いキリスト像の写真を撮るには、ある程度時間の余裕が必要で、午後は逆行となる為午前がお薦め。また夕暮れ時の眺望も素晴らしい。

コズメ・ヴェーリョ駅


コルコバードの丘への上り方

車両で頂上まで上ることも出来るが、コルコバードへ上るには登山列車をお薦めする。登山列車はコズメ・ヴェーリョ駅 (Estação CosmeVelho) から乗車する。コズメ・ヴェーリョ駅へはタクシーがお薦め。この登山列車は現在事前予約を受けているため、団体が入っていると、駅に着いて乗車まで結構待つこともある。

駅の乗車券販売所
営業時間 8:00 ~ 19:00
コズメ・ベーリョ駅 始発列車 8:20
コズメ・ベーリョ駅 終発列車 19:00
コルコバードの丘 終発列車 20:00

コルコバードの丘列車

コルコバード丘列車


コルコバードの丘道中のサンバ隊
車中の席は結構傾斜して滑りやすい

キリスト像まで登山列車

真赤で綺麗な登山列車は2両編成で、1車両の定員は約170名(車内にトイレはない)。20分毎に出発し、頂上まで約8kmを20分程かけて、ゆっくり上って行く。出来れば眺めの良い進行方向右側に座りたい。左側の視界はほとんど山の斜面ばかりになってしまう。登山列車は樹海の中を上って行く。頂上までの間に幾つか駅があり地元民の足として利用もされている。時には途中の駅でサンバ隊が乗込み、演奏により乗客を楽しませてくれる。

コルコバードの丘
登山列車出発約20分後、右手にイパネマ方面の絶景が現れる。中央は”ロドリゴ・フレイタス湖”(イメージ)

出発20分後にリオデジャネイロの街並みが現れる。

コルコバードの一帯は”チジュッカ国立公園”の中、頂上まで車窓から馴染みのない珍しい植物も垣間見える。そして出発約20分後に右手が一機に開け、下界のリオデジャネイロの景色が車窓一面に現れる。イパネマ方面の圧倒的な景色だ。この景色に列車内は驚きの大歓声に包まれ、乗客のボルテージは最高潮。そして皆シャッターに集中する。ただ一瞬なのでチャンスを逃す人も多い。興奮冷めないうちに今度は左側に同じような景色が現れる。そしていよいよ頂上駅まで後わずか。

頂上駅下車、キリストが待つ展望台へ

頂上駅に到着。駅近辺にはレストラン、売店、土産店、そしてトイレがある。ここからキリスト像までエレベーターとエスカレーターを利用出来るが、126段の階段をゆっくり上れば、賑わう土産店でコルコバードに来た実感が沸くはず。レストランもあるが、ここは展望台観光後、絶景を満喫した人達が復路に立ち寄って歓談している。いよいよ “リオデジャネイロのシンボル”キリスト像のすぐ近くに迫って来た。

エレベーター乗り場は、コルコバード駅出て右手にある
エスカレーターも完備され、車イスの方も心配なし


キリスト像のふもとの広場はドリンクタイムで賑わう
“コルコバード・グッズ”を求めて客足が絶えない土産店


正面には世界三大美港の1つグァナバラ湾ともう1つのリオ名所、ポン・デ・アスーカルが見える

コルコバードの丘から望む絶景へご案内

コルコバードの丘の頂上に到着。ここからは360℃、世界遺産、世界3大美港の1つとして数えられるリオデジャネロの全景に出会うことが出来る。キリストが向く方向はグァナバラ湾、そしてリオデジャネイロもう1 つの観光名所ポン・デ・アスーカルが望める。右手はイパネマ、レブロン海岸、そして左手はセントロ(中心地区)、そして世界最大級のサッカー場、”マラカナン・サッカー場”も遠くに見える。海の方向にある展望台は、いつも世界中からの観光客で賑わっている。正面の”奇岩”ポン・デ・アスーカルを皆が写真に収めている。ここからのアングルはガイドブックや絵葉書等によく使われる。そしてキリスト像を背にしての記念写真が大人気。ただ人が多過ぎてなかなかタイミングが難しい。晴天の午前中、素晴らしい写真が撮れたなら、一生の思い出になるだろう。

コルコバードの丘
キリスト像の左手の方向は、セントロ(中心地区)。その北に位置する世界最大級のサッカー場、マラカナンも遠くに見える

コルコバードの丘

キリスト像の右手の方向は、イパネマ、レブロン海岸。美しい浜辺と街並み、そして”ロドリゴ・デ・フレイタス湖”と”ジョッキークラブ”。人々は、海と山、青と緑、その美しい景色、コントラストに時間を忘れて見入ってしまう。この絶景は何とも清々しく、そして穏やかだ。


夕暮れ時に望むポン・デ・アスーカルも、また美しい

リオデジャネイロのシンボル的なキリスト像

1931年10月12日、ブラジル独立100周年を記念して、標高約710mの絶壁のコルコバードの丘に造られた。台座を含めて高さは約40m、広げられた両手の幅は28m、材料はろう石で重さ約1,145トンという巨体。キリスト像は海を眼下にグァラバラ湾の方向を向き、その先は米国ニューヨークの”自由の女神”と向かい合っている。夜はライトアップされるので、中心地区のあちこちから眺めることが出来る。そして2007年には『新世界の七不思議』にも選ばれた。このキリスト像は、リオデジャネイロのシンボルである。