アルマス広場
旧市街地の中心にあり、サンチアゴを創設したペドロ・デ・バルディビアによって設計されたと言われ、1836年改築後現在のものになっている。
周りには1558年に建てられた大聖堂を始め、中央郵便局、市庁舎、国立歴史博物館、サンチアゴ博物館などがある。
一般的にサンチアゴから何kmという表示は、このアルマス広場の中心点からが基準となっている。広場に一角にはバルディビアの銅像が建っており、独立
戦争当時使用された大砲を潰して作られたと言われている。
モネダ宮殿
名前の由来どおり(「モネダ=お金」)、もともとは造幣局として1784着工、1805年に完成。この宮殿を一躍有名にしたのは、1973年アウグスト・ノチェトによるクーデターで、アジェンデが最後の砦とした宮殿として知られている。隔日で衛兵交代式が見られる。
中央市場
もともとは国際展示場として1868年から1872年にかけて造られた建物。
現在は国内各地からの野菜・肉・魚介類が運ばれ庶民の生活を支えている。
2階にはレストランも数件並んでおり、ある意味で観光的市場でもあり観光客にも人気がある。 庶民の市場として機能している。
サン・クリストバルの丘
市の東北部にある丘陵地帯でメトロポリタノ自然公園なっており、標高880m、広さ700ヘクタール。頂上には14mほどのマリア像が建てられており、新市街地側からロープウェイで登ることができる。中腹には動物園、ワイン博物館、児童公園、日本庭園などもある。旧市街地側からはケーブル鉄道が便利。
その他
サンチアゴ博物館、国立歴史博物館、プレコロンビア芸術博物館、サン・フランシスコ教会、コロニアル芸術博物館、国立美術館、ビスアレス美術館、国立自然史博物館 などがある。
近郊ワイナリー巡り
市北部のアコンカグア谷、西部のカサブランカ谷、南部のマイポ谷・コルチャクア谷などの周辺渓谷に多くのワイナリーが点在している。中でも日本でも有名なコンチャ・イ・トロ、サンタ・リタなどのワイナリーはサンチアゴから1時間ほどで行けるので半日観光で行ける。
ワイナリーの生い立ちや生産過程などの紹介ビデオ上映や、試飲、販売店での購入など案内人が付いて説明してもらえる。(日本までの発送も可能)
ワイン列車
市内から南へ約2時間のサン・フェルナンドからサンタ・クルスまでの間で蒸気機関車が牽引する「ワイン列車」が運行されている。(曜日による)
車内ではチリの民俗音楽の演奏やワインはもちろんチーズやおつまみ類が振る舞われる。サンタ・クルス到着時も民族衣装を着た人たちが歓迎の踊りと共に迎えてくれる。(日帰りコース)
*ワインツアーなど企画の場合は、アンデスクロッシングをしてアルゼンチン側のメンドーサと組み合わせても面白い企画になる。
周辺スキー場 (季節限定)
*エル・コロラドスキー場 市から45km。 標高3333m。
*ファレジョーネススキー場 市から45km。 標高2500m。
*バジェネバドスキー場 市から60km。 標高3670m。
*ポルティージョスキー場 市から150km。標高3348m。
言われてみれば、「あっ、そうか」と納得だが、意外と思われるのがスキー場の存在とそのすばらしさ。世界中でも知る人ぞ知るスキーのメッカ。各地の宿泊施設も一流で、サービスもすばらしい。それ以上に一度味わったパウダースノーの感触は忘れられないと言われている。(北米・ヨーロッパ客が多い)
シーズンは6月から9月中旬頃まで。大抵の宿泊システムは1週間単位での予約となっている。スキー場によっては市からヘリコプターでの送迎もあり。
温泉めぐり
サンチアゴから北へ1時間少々。ロス・アンデス市から街道を離れ、さらに少し北へ行くとコラソン温泉、ハウエル温泉がある。ともに宿泊施設も整っており、内外の温泉プール、サウナ、泥パック、アロマセラピーも充実、テニスコートやレストランも完備。 |